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高速情報協同組合とETC協同組合の法人ETCカード比較!メリット分析&申込方法手順

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法人ETCカードとして法人の方を対象にしているETCカード組合といえば、高速情報協同組合とETC協同組合の2つ。

どちらのETCカードも、会社設立当初でETCカードが作れない経営者のために設立された組合になります。

高速情報協同組合とETC協同組合の2つの法人カードによってスペックが異なりますので、利用される前には、双方のスペックを確認しておかなければなりません。

高速情報協同組合、ETC協同組合の2つの法人ETCカードのスペックについて詳しくみていきましょう。

高速情報協同組合とETC協同組合の法人ETCカードの違い

法人対象のETCカード組合である、高速情報協同組合とETC協同組合。2つの組合のETCカードには大きな違いがあります。

それぞれの組合の特徴や、ETCカードのスペックの違いについて詳しく解説します。

高速情報協同組合とは

高速情報協同組合は、中小企業や個人事業主などの方を対象にビジネス支援を目的に作られた組合。

法人ETCカードを作りたいけど、会社を設立したばかりで作成できない経営者のために、高速情報協同組合が窓口となってETCカード発行を行ってくれる便利な組合です。

また、高速情報協同組合はコストの削減や新たな経営戦力に役立つ情報の提供や経営促進など、会社を経営面からサポートする働きも担う組合になります。

ETC協同組合とは

ETC協同組合とは、ETC協同組合が発行しているクレジット機能がない法人ETCカードのことを言います。

対象となる事業主は、主に中小企業向けにETC制度の共同利用事業を行う組合です。

ETC協同組合の特徴は、

・クレジット機能がない
・請求書による請求方法になる
・審査が必要ない
・ETCカードの枚数制限がない

など、利用される事業主の方が登録して損をすることは決してありません。

様々なメリットがある反面、手数料が有料で退会時に返却される出資金(デポジット)が必要になってくるという点には注意をしておく必要があります。

 

高速情報協同組合とETC協同組合の法人ETCカードのスペック

高速情報協同組合とETC協同組合、それぞれ2つのETCカードはスペック内容が異なります。

2つのETCカードのスペックを比較したものを詳しく解説します。

高速情報協同組合の法人ETCカードのスペック

高速情報協同組合の法人ETCはクレジット機能がなく、請求書によるETCカードの利用料金の後払い清算となっています。

高速道路の料金支払いを後払いにできるだけでなく、登録車両1台につき最高4枚まで追加でカード発行が可能。

登録できる車はレンタカーでも利用可能で、さらにマイレージポイントが全額還元されるお得なスペックを備える法人向けETCカードです。

年会費が永久無料であることや利用方法に車両を限定しないなど、非常に優れた特徴を持つ法人ETCカードになります。さらに詳しいスペック情報は以下を参考にしてください。

発行会社(組合) 高速情報協同組合
カード発行手数料(税別) 540円(税込)
出資金(退会時返還) 10.000円
年会費/年間取扱手数料(税別) 永久無料
初年度年会費 0円
2年目~年会費 0円
走行距離に応じた手数料 5%
ETCカード発行枚数制限 登録車両1台につき最高4枚まで
独自の割引特典 -
発行カード会社 セディナカード
車両限定 なし
利用可能場所 高速道路
発行スピード 書類到着後、10日程度

高速情報協同組合はETCマイレージを登録して管理を行うので、各自で手続きをする必要がありません。

月末締め翌月20日頃に請求書が届き、翌々日8日に口座振替にて利用料金を支払います。

ETC協同組合の法人ETCカードのスペック

ETC協同組合は、ETC協同組合が株式会社セディナカードと提携して発行されたクレジット機能を持たない法人ETCカードです。

ETC協同組合が発行する法人ETCカードを利用するメリットといえば、何と言っても発行枚数が無制限であり、審査に落ちることがないこと。

また以下のスペック情報でも紹介していますが、利用可能車種に限定がなく、ETCカードが発行されるまでのスピードが10日程度と驚異的な速さを誇る法人ETCカードでもあります。

デメリットとしては、法人ETCカードを作る際に出資金として10.000万円の費用がかかることや、毎月の走行金額の5%の手数料と発行手数料540円(税込)が発生しますが、出資金がカード退会時に返金されるため問題はありません。

発行会社(組合) ETC協同組合
カード発行手数料(税別) 540円(税込)
出資金(退会時返還) 10,000円
年会費/年間取扱手数料(税別) 540円(税込)
初年度年会費 無料
2年目~年会費 無料
走行距離に応じた手数料 5%
ETCカード発行枚数制限 無制限
独自の割引特典 -
発行カード会社 UCカード
車両限定 限定なし
利用可能場所 高速道路
発行スピード 書類到着後、10日程度

 

法人向けETC専用カードを利用する3つのメリット

法人向けETC専用カードを利用する3つのメリットについて解説します。

高速情報協同組合とETC協同組合で法人ETCカードを作る前に正しい知識を身につけておきましょう。

メリット1:経費管理の負担が減る

法人向けETC専用カードを利用すれば、いつ、どこで高速代を利用したのかが一目瞭然になり、経費管理の負担が減る点は大きなメリットだといえます。

高速道路を利用したごとに経費をまとめて計算することは手間と時間がかかるもの。法人向けETCカードを利用すれば、1ヶ月まとめて支払うが行える上に、自分で経費を集計する必要がない分、管理がとても楽になります。

また、会社としての経費と個人支出を明確に分けられることも可能です。

メリット2:各種割引サービスを利用できる

法人向けETCカードを利用することで深夜割引や朝夕割引など、時間帯によって高速料金が割引になる割引サービスを利用できるというメリットがあります。

土日には嬉しい休日割引も適用されている魅力的なETCカードです。

メリット3:クレジットカード機能のついたETCカードならポイントも貯まってお得に

法人専用ETCカードには、クレジット機能が付いたものと付いていないものの2種類のETCカードがあります。

ETCカードを悪用されないことを考えると、クレジット機能が付いていないものを選ぶのも良いですが、クレジット機能のついた法人カードであれば利用額に応じてポイントを貯めることが可能です。

会社を運営していくと業務でETCカードを利用することは多いはず。高速道路の利用でポイントが貯まっていけば、それだけ経費削減にも繋がります。

 

高速情報協同組合とETC協同組合の法人ETCカードの申し込みの流れ

高速情報協同組合とETC協同組合の法人ETCカードの申し込み方法について解説します。

それぞれ以下の手順で申し込みを進めていきましょう。

高速情報協同組合の法人ETCカード申し込み手順

高速情報協同組合の法人ETCカードの申し込み手続きは以下の手順で進めてください。

1:公式サイト(高速情報協同組合)にアクセスします。
2:公式サイトにアクセスした後は、サイト内にあるメールフォームに必要事項を入力して申し込みを進めていきましょう。
3:メールフォームに必要事項を記入した後に後日、加入申込書が送られてきます。
4:送られてきた申込書に必要事項を記入して、添付書類とともに返送すれば申し込み完了です。
5:後日、高速情報協同組合の法人ETCカードがお手元に届きます。

口座引落し型のETCカード【ETC法人専用カード】

個人事業主でも作れるETCカード申込み

ETC協同組合の法人ETCカード申し込み手順

ETC協同組合の申し込みは以下の手順で進めてください。
1:ETC協同組合の申し込みを行う前には、申込に必要な書類をまずは用意しましょう。

【必要書類】
・履歴事項全部証明書(法人・3ヶ月以内のもの)、または所得税確定申告書(個人事業主・税務署印のあるもの):どちらも写しでもOK
・車検証(写し)
・ETC車載器セットアップ証明書(写し)

2:必要書類を用意した後は、ETC協同組合の手続きを進めていきます。
ETC協同組合の法人カードを申し込むためには、まずインターンネットから「ETC協同組合」にアクセスしましょう。
3:アクセスした後は、インターネットからETC協同組合の申込手続きを行い、ETC申請書が後日郵送で送られてくるのを待ちます。(ETC申込書は申込日から10日程度で発行されます)
4:ETC申込書がお手元に届いた後は、書類に必要事項を記入して、返送します。
5:返送が完了した後は、法人向けのETCカードがお手元に届くのを待ちましょう。

楽ちんETCカード

 

高速情報協同組合とETC協同組合の審査難易度

それぞれ2つの組合によって、ETCカードの審査難易度は異なります。
高速情報協同組合とETC協同組合の法人ETCカードの審査難易度について解説します。

高速情報協同組合の審査難易度

高速情報協同組合の審査難易度は「中」レベル。高速情報協同組合の法人ETCカードに申し込みを行う際には、クレジットカードの審査がありません。

その代わりにカード発行の対象となる方は、法人か個人事業主であることが必要不可欠の利用条件です。

つまり架空の法人団体や個人事業主では、審査を通過すことができません。

高速情報協同組合の法人ETCカードに申し込みを行う際には、法人、個人事業主を証明する書類を用意しておきましょう。

ETC協同組合の審査難易度

ETC協同組合の法人ETCカードの審査難易度は比較的に通過しやすい傾向があります。

ETC協同組合は、高速協同組合のカード審査に落ちてしまった方や経営者だけでなく、過去に金融事故を起こしてしまった方でも申し込み可能です。

最終的に審査を通過するのかは申し込みをしてみないとわかりませんが、申込条件が悪い方でも対象になる組合ということで、審査状態が悪い方にとっては有難い組合ではないでしょうか。

 

高速情報協同組合とETC協同組合の法人ETCカード比較 まとめ

高速情報協同組合とETC協同組合の法人ETCカードの特徴やスペック、申し込み方法について解説してきました。

・高速情報協同組合は、1つの登録車両につき4枚のETCカードが発行可能
・ETC共同組合はカードを作る際に出資金として10,000円必要
・ETC協同組合は申込からカード発行まで10日程度と短い期間で作成することが可能
・高速情報協同組合の審査難易度は中レベルだが、ETC協同組合の難易度は易しい

高速情報協同組合とETC協同組合の法人ETCカードにはそれぞれ異なる特徴とスペックを備えています。事業者の利用したい条件によってどちらのカードにするのか決めるのも良い方法ですね。

また、もし高速情報協同組合の審査に落ちてしまっても、次はETC協同組合の審査に申し込んでみるなどして手続きを行うのも法人ETCカードを作る手段の一つ。

法人ETCカードを作る際には、必要書類や過去に金融事故を起こしていないかの確認するなど、前もって自分でできることはやっておきましょう。

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