十八銀行の融資 資金繰りのための運転資金借入
十八銀行は明治10年に第十八国立銀行として設立された銀行で、本店は長崎県長崎市銅座町にあります。親和銀行と共に長崎県の指定金融機関となっています。
長崎県内を始め、福岡県、山口県、熊本県、大阪府、東京都に支店があります。銀行名の数字の部分(十八)の英語の呼称は、日本語読み(Juhachi)ではなく英語読み(Eighteenth)となっています。
法人・個人事業主へのサポートとして、「経営サポート」「資金調達サポート」「オフィスサポート」を掲げています。ここでは「資金調達サポート」について詳しく見ていきましょう。運転資金や設備資金など幅広いニーズに応える商品が揃っています。
新規開業もしくは3年未満の事業者向けローン
<18>チャレンジローン
新しく長崎県内で開業しようと考えている個人や団体、または開業してから3年未満という個人・法人に向けたローン商品です。
これから事業を始めるため、または始めたばかりの事業を軌道に乗せるための運転資金および設備資金としての借入が可能です。
個人事業主の場合は長崎県内に住んでいることが条件となります。法人の場合は長崎県内に住所があり、登記簿上の住所も県内である必要があります。ただし、不動産賃貸業と再生可能エネルギー発電事業の開業には適用されません。
- 融資金額:1000万円以内
- 融資期間:運転資金5年以内、設備資金10年以内
- 保証人:個人/原則不要、法人/原則代表者のみ
- 担保:原則不要
その他にも個性的な商品が
<18>農業サポートローン
農業者のためのローンです。農業の経営に関わる設備資金、運転資金などの資金繰りに対応します。
農協の組合員または基金協会の会員であることが条件です。長崎県農業信用基金協会の保証が必要になります。
- 融資金額:法人5000万円以内(運転資金は3000万円以内)、個人3000万円以内(運転資金は1000万円以内)
- 融資期間:設備資金15年以内、運転資金7年以内
- 担保:原則不要
シンジケートローン
大口の資金が必要な場合のローン商品です。十八銀行が主幹事となって協調融資団を組み融資します。
手続きなどは全て十八銀行が行いますので時間の節約や事務作業の軽減が可能になります。
プロジェクトファイナンス・PFI
事業者のプロジェクトを十八銀行が評価し、プロジェクト事業に対して融資される商品です。地方公共団体が発注者し公共事業として行われるPFI事業に対しても支援を行います。
上記のような融資商品の他にも、リースや私募債、法人向けインターネットバンキングなど、さまざまなサービスで顧客のニーズに対応しています。
また、新しい資金決済のインフラである「でんさいネット」に加入しており、資金決済サービス「<18>でんさいネットサービス」も行っています。
このページの金利や限度額は記事執筆時の情報で古いため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。