羽後信用金庫は山形県由利本荘市に本店を置く信用機関で、2009年に秋田ふれあい信用金庫と合併して現在の経営状況になりました。
なおこの合併によって預金高では県内でも最大規模を誇っています。2007年からはセブン銀行との提携を行っているなどサービス面の向上にも努めています。店舗数は35店(2018年現在)。
オーナーポケット300
個人事業主・法人の代表者を対象にした商品がこの「オーナーポケット」です。借りやすくスピーディーな審査が受けられるので中小企業・個人事業主の運転資金借入に役立つでしょう。
満20歳以上満64歳以下で2年以上の営業年数を持つ個人事業主または法人の代表者が利用できます。
利用額は300万円以内。用途は事業性資金。金利は固定金利で年14.0パーセントが適用されます。利用期間は1年間。満了後には再審査を経て継続・更新することも可能です。担保・保証人ともに不要。
また同タイプの商品として利用額が500万円以内、利用期間が5年以内で継続・更新がない「オーナーズポケット500」という商品もあります。どちらが適しているのか、資金繰りの状況や返済計画なども考慮したうえで比較検討してみるとよいでしょう。
クイック応援団500
名称のとおりこちらもスピーディーな融資を受けられるのが大きな特徴で、広く事業者を対象とした商品です。当信用金庫の営業エリア内において原則1年以上の業歴と1年以上の与信取引がある事業者が利用できます。
利用額は500万円まで。ただし前期の平均月商の3ヵ月以内が上限です。最大の特徴は年5.0パーセントの固定金利が設定されている点で、あらかじめ利息を計算したうえで計画的に利用・返済していくことができます。
用途は運転資金・設備資金。利用期間は用途によって異なり、運転資金が5年以内、設備資金は7年以内です。担保は原則不要、保証人は法人が代表者1名、個人事業主は原則不要です。
こちらには利用額が1000万円までの「クイック応援団1000」もあります。こちらは金利面も大きな魅力で、融資期間3年以内なら年2.0パーセントでの利用も可能です。
利用期間は5年以内、用途は不動産取得資金を除く事業資金。担保は原則不要、保証人は代表者1名、個人事業主は原則不要。
こちらもどちらが適しているのか比較検討したうえで判断したいところ。必要ならまず窓口に相談に赴いて詳細について確認しておきましょう。
事業向けサービス
資金繰りに役立つ以外のサービスでは経営支援が挙げられます。各種講演会・説明会をはじめ事業者の経営の安定化・問題解決に役立つ支援を積極的に行っています。
詳細は直接問い合わせるか、ホームページの最新情報をチェックしましょう。あとは事務の効率化・合理化に欠かせない法人インターネットバンキングも取り扱われています。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。
信用金庫から融資を受けたい人必見!↓
既に信金から借入のある方でも読んでおくと交渉に役立ちますよ。
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