信用金庫の事業融資 運転資金借入の審査

東奥信用金庫ビジネスローンで運転資金借入の資金繰り

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東奥(とうおう)信用金庫は青森県弘前市に本店を置く信用機関で、1971年に弘前信用金庫と黒石信用金庫が合併したことによって誕生しました。

現在でも両銀行の基盤となっていた弘前市、黒石市をはじめ平川氏、五所川原市、南津軽郡などをメインの営業エリアとしています。店舗数は21店(2018年5月現在)。

事業者カードローン

カードローンタイプで運転資金借入や資金繰りの利便性に優れた商品がこの「事業者カードローン」です。当信用金庫との融資の取引が6ヶ月以上ある法人・個人事業主が利用可能です。

利用額は2000万円以内、用途は広く事業資金となっており、運転資金にももちろん利用可能です。

カードローンタイプですから利用額の範囲内で繰り返し借入・返済が可能なので資金繰りが厳しく運転資金が不足しがちな中小企業・個人事業主にとってはとくにメリットの大きな商品となるはずです。

利用期間は1年または2年間。担保は原則不要、保証人は法人が代表者、個人事業主は原則不要です。

事業者サポート資金

担保ナシで手軽に利用できるのがこの商品で、3年以上の業歴がある法人・個人事業主のなかで最近2年間の決算で利益を計上していると利用可能です。

ほかにも細かな利用条件が設定されているので詳細はホームページで確認しておきましょう。

利用額は500万円以内。特徴は用途が長期の運転資金をメインにしている点です。当座の資金調達よりも長い視野のもとで必要となる資金の調達手段として役立ちます。

その利用期間は5年以内です。保証人は法人が代表者、個人事業主は配偶者または事業継承予定者が求められます。

事業応援ローン

こちらも事業者サポート資金と共通している部分が多いものの、より利用基準が緩く零細企業や経営状況が厳しい事業者に適しています。

基本的な利用条件は「事業者サポート資金」と共通していますがこちらは直近の決算において債務超過でなければ利用できるのがポイントです。

利用額は200万円以内。利用期間・用途、担保・保証人は「事業者サポート資金」と同じです。利用条件と融資額を踏まえたうえでどちらが適しているのかを比較検討してみるとよいでしょう。

ほかには無担保で最大3000万円までの借り入れができる「パワーアップローン」、農業事業者を対象にした「農業応援ローン」などもあります。

事業向けサービス

融資以外の東奥信用金庫で利用できる事業向けサービスでは経営に関するさまざまな悩みに幅広く対応している経営相談サービスが挙げられます。

公認会計士が担当し、無料で利用できるのが大きなメリットです。それから会員になることで経営に関する情報の提供や会員同士の交流の機会を提供する「東奥会」も見逃せません。

2017年8月現在で585事業所が参加しているなどかなりの規模の会となっています。

 

このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。

 

 

記事番号 21

-信用金庫の事業融資 運転資金借入の審査