兵庫信用金庫は1931年に創業、兵庫県姫路市に本店を置く信用金庫です。
1964年に飾麿信用金庫と網干信用金庫が合併し、さらに1965年に赤佐信用金庫と合併、74年には神和信用金庫と合併することで現在の名称と経営状態になりました。
それ以降は合併や再編もなく姫路市を中心に広く神戸市内を営業エリアに金融活動を行っています。店舗数は45店です。
ビジネスローンはなく 広く経営支援も含めて選択肢を探す
兵庫信用金庫では事業者を対象としたビジネスローンは見当たりません。ただだからといって事業者の資金繰りに役立たない金融機関かというと必ずしもそういう訳ではなく、一般融資を含めた経営支援サービスの一環として資金調達のサポートを行っています。
まずチェックしておきたいのが代理貸付業務です。日本政策金融公庫、信金中央金庫、住宅金融支援機構、雇用・能力開発機構、福祉医療機構、環境再生保全機構、中小企業基盤整備機構、勤労者退職金共済機構の代理貸付を取り扱っています。
これらの名前を見ても中小企業の運転資金借入から設備資金の調達、さらに雇用創出や福祉・医療関連の事業者の支援、環境・省エネ対策の資金調達など、幅広い目的で資金調達の機会が得られることがわかります。
これらの代理貸付は利用条件がやや制限される傾向があるものの、条件を満たすことが出来れば金利面などで優遇された環境で利用できます。
それぞれの機関で融資の内容や種類を確認するのもよいですが、当信用金庫の窓口に訪れて直接相談したほうが近道です。
事業向けサービスの一環になりますが、各種経営サポート相談の一環として資金調達の支援を受けることもできます。
「企業・創業支援」「専門家派遣」「経営改善支援に関する相談」「新製品・技術開発支援」「M&A」「事業承継」などの分野が用意されており、目的や用途に合わせて資金調達はもちろん、課題の解決、経営の発展・安定化に役立つさまざまなサポートを受けることができるはずです。
もうひとつ、事業性資金も含めた個人事業主の資金調達として役立つ「ひょうしんフリーローン グッド」という商品もあります。こちらは利用額が500万円以内。満20歳以上完済時で81歳未満の方が利用できます。
利用期間は10年以内と長めに設定されているうえ、金利は固定金利で年5.0パーセント、9.0パーセント、14.5パーセントのうち審査の結果決定されます。利息を計算したうえで計画的に利用しやすいでしょう。担保・保証人は不要です。
事業向けサービス
先述した経営支援関連のほかには法人向けのインターネットバンキングが挙げられます。
ほかにも「ファームバンキング」「ホームバンキング」、各種税金・公共料金の自動支払いサービスなども利用すると便利でしょう。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。
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既に信金から借入のある方でも読んでおくと交渉に役立ちますよ。
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