信用金庫の事業融資 運転資金借入の審査

東京東信用金庫ビジネスローンで運転資金借入の資金繰り

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東京東信用金庫は1999年に東武信用金庫、中央信用金庫、大東信用金庫、協和信用金庫が合併、東武信用金庫を存続金庫としたうえで現在の名称に変更されました。4つの信用金庫が合併するという大幅な再編を経て誕生した珍しい信用金庫でもあります。さらに2002年には船橋信用金庫の事業を譲受しています。本店は東京都墨田区、店舗数は68店です。

地域活性化ローン「絆」

その商品名の通り、地域活性化を目的に幅広い用途に利用できる内容になっているのがこの「絆」です。運転資金借入はもちろん、設備資金、さらに新規開業・創業資金や店舗の改装資金、太陽光発電設備導入のための資金などに利用できます。

利用額は設備資金か運転資金かで異なっており、設備資金では1000万円まで、運転資金では500万円です。さらに理由期間に関しても用途ごとに違いがあり、運転資金では5年以内、設備資金では10年以内となっています。このあたりは用途によって使い勝手や利用計画なども変わってくるでしょう。また、金利が全期間固定金利に設定されている点も大きな特徴です。担保は原則不要、保証人は法人が原則代表者、個人事業主に関しては「積極的に申し出る方」となっているので、利用の際に確認しておくとよいでしょう。

ひがしん中小企業会計ローン

法人を対象とした融資商品で、「中小会計要領」「中小指針」などを自社の会計に導入している法人が利用できます。具体的な条件の詳細に関しては直接問い合わせて確認しておきましょう。

用途は運転資金・設備資金、さらに他の金融機関からの借入の借換・1本化用の資金です。なお当信用金庫の借入に対する借換には利用できません。利用額は5000万円以内と大口になっており、普段の資金繰りのための運転資金借入はもちろん、設備投資用の資金としても幅広く活用できるでしょう。

利用期間は用途によって異なり、運転資金では10年以内(据置期間6ヵ月を含む)、設備投資では原則30年以内で法定償却年限以内(据置期間1年間を含む)。担保は原則不要、保証人は代表者が求められます。

そのほかには個人事業主を主な対象に、用途自由で事業資金だけでなく消費資金にも利用できる「ひがしんマイライフ」、さまざまなビジネスの発展のサポートを目的とした「さくせす行進曲」などもあるのでチェックしておきましょう。

その他の事業向けサービス

他のサービスでは中小企業の経営支援が見逃せません。創業支援事業を筆頭に、経営・技術面に関する相談を受け付ける「中小企業応援センター」、海外展開支援、さらに販路拡大・新規取引先の開拓に役立つ「ひがしんお客様紹介」など多彩なサービスが用意されています。法人向けインターネットバンキングも含めて利用を検討してみましょう。

 

このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
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記事番号 85

 

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