信用金庫の事業融資 運転資金借入の審査

アルプス中央信用金庫ビジネスローンで運転資金借入の資金繰り

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アルプス中央信用金庫は長野県伊那市に本店をおく信用金庫で、2003年に伊那信用金庫、赤穂信用金庫が合併することで誕生しました。店舗数は23店(2018年6月現在)。ビジネスローンをはじめとした法人向けサービスが充実しており、資金調達に限らず経営上のさまざまな目的で利用可能です。

事業者カードローン

スピーディーや資金調達、利便性の高さが魅力なのがカードローンタイプのこの商品です。カード1枚で利用額の範囲内なら何度でも繰り返し借り入れることができるので運転資金借入にとくに役立つでしょう。設備資金としても利用可能です。利用額・利用期間、担保・保証人などの詳細は直接問い合わせての確認が必要です。

緊急支援資金

その名称の通り経営上の緊急事態、売り上げ減や資金繰りの悪化といった問題を抱えている状況を支援するために用意されたのがこの商品です。直前決算における売上高が前年または前々年決算に比べて減少しているか、直近決算の売上高に対して「売上原価」「販売費と一般管理費」の割合が増加している、つまり利益幅が減っている法人・個人事業主が利用可能です。

利用額は2000万円まで。運転資金・設備資金に利用可能で利用期間は5年間。ポイントは長野県信用保証協会の保証を利用するかどうかで金利に差が出てくる点です。変動金利が適用されますが、保証を利用することで年0.5%程度優遇されます。担保は個別に審査の結果決定、保証人は法人の場合が代表者1名、個人事業主は原則不要です。

あるしんニュースター

こちらは創業や新分野への進出に必要な資金をサポートする商品、運転資金・設備資金いずれにも利用可能です。創業当初はまとまった資金が必要になるうえに利益を出すまでに時間がかかるもの。その点も考慮し金利面や利用期間の面で有利な面が用意されています。具体的な条件などの詳細は直接問い合わせて確認しましょう。

そのほかには伊那法人会会員を対象にした「法人会ローン」や「経済活性化事業資金Ⅰ・Ⅱ」などもあるので検討してみると良いでしょう。いずれも窓口で相談したうえで詳細を確認するのが近道です。

事業向けサービス

事業向けサービスではまず事業効率化に役立つ各種サービスが上げられます。法人インターネットバンキングを筆頭に「あるしんファームバンキングサービス」、税金や各種公共料金の自動支払いサービスなど。さらに販路拡大や新規取引先の獲得の機会を提供するビジネスマッチング、M&Aに関するさまざまなサポートを行うサービスもあるので融資商品だけでなくこれらもうまく活用していきたいところです。八十二銀行のATMでキャッシュカードが使える「ぐるっと信州ネット」などもとくにビジネス向けではありませんが利用環境によっては役立つ事業者も出てくるはずです。

 

このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
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記事番号 119

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