新湊信用金庫は富山県射水市に本店を置く信用金庫で、1924年に創業しています。射水市の本店があるエリアは元は新湊市であったことが名称の由来です。
これまで他の信用金庫と合併したこともなく堅実な経営を続けてきました。店舗数は7店です。
事業者カードローン
小規模な金融機関ということもあってビジネスローンは充実していない印象もありますが、このカードローンタイプの商品は利便性が高いので広く事業者の運転資金借入に役立つでしょう。
3年以上の業歴がある法人・個人事業主で当信用金庫の会員になる資格を有していること、富山県信用保証協会の保証を受けられることが利用条件です。
用途は広く事業資金、利用額は担保の有無によって異なります。有担保の場合は1000万円以内、無担保の場合は500万円以内。担保を用意できる場合にはどちらの方が適しているのか、よく検討したうえでの判断が必要となるでしょう。
利用期間は2年ごとの更新となり、満了後に問題がない場合には更新・継続が可能で、最長6年まで利用し続けることができます。
保証人も担保の有無によって設定が異なっており、有担保の場合は法人が代表者と担保提供者、個人事業主が担保提供者です。
無担保の場合は法人が代表者のほか1名、個人事業主は原則で法定相続人または事業承継予定の方1名が求められます。
カードローンタイプで利用額内で繰り返し借入でき、頻繁に資金調達を必要とする事業者の資金繰りにも便利です。
他の選択肢も視野に入れておく
新湊信用金庫で資金調達を目指す場合には、ビジネスローン以外の選択肢も視野に入れておきましょう。
まず基本となる一般融資では、割引手形、手形貸付、証書貸付、当座貸越が用意されています。証書貸付は設備資金など長期の資金調達に、手形貸付は仕入れ資金など短期間の運転資金に向いているなど、種類によって向き・不向きがあります。
窓口で相談してみたうえで自分にあっているかどうかを確認しておきましょう。
さらに富山県をはじめとした地方自治体の制度貸付、日本政策金融公庫、住宅金融支援機構などの代理貸付も取り扱っています。
これらは利用条件のハードルがやや厳しくなりますが、条件に合うものが見つかれば金利面などで有利な環境で利用できるので見逃せません。
こうした選択肢のなかで自分に向いたものがあるかどうかを調べるのも、窓口に相談に訪れたうえでいろいろと話を聞いてみるのが一番の近道です。
事業向けサービス
そのほかビジネス向けに役立つサービスでは法人向けインターネットバンキングがまず挙げられます。
振込・振替などをオフィス・自宅から手軽に利用できるので、事務の効率化に役立つでしょう。あとは電子債権サービス「でんさいネット」も利用可能です。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。
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既に信金から借入のある方でも読んでおくと交渉に役立ちますよ。
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