新宮信用金庫は1922年に創業した、和歌山県新宮市に本店を置く信用金庫です。
1950年に勝浦信用金庫と合併、さらに2002年には紀南信用金庫から事業を譲り受けています。
店舗数は8店。新宮市をはじめ田辺市、東牟婁郡、奈良県の吉野郡、三重県の松阪市、熊野市などを営業エリアとしています。
新宮しんきん創業支援サポートローン「夢つながりローン」
これから創業を予定している方の資金調達のために用意された商品です。後述する日本政策金融公庫の融資制度と連携したうえで取り扱われているのが特徴です。
当信用金庫の営業エリア内で新たに事業を開始する方、または開始から税務申告を2期終えていない方が利用可能です。
利用額は500万円以内。運転資金借入としてはもちろん、設備資金の調達にも利用できます。
利用期間は用途ごとで異なり、運転資金では5年以内、設備資金では7年以内。いずれも1年以内の据え置き期間の設定が可能です。
担保は原則不要、保証人は法人では原則として代表者を含めた1名、個人事業主では原則として事業に従事する配偶者が求められます。
日本政策金融公庫の新規開業資金
「夢つながりローン」と連携しているのがこの日本政策金融公庫の制度です。
「夢つながりローン」の利用では両方申し込むのが原則となっているので、概要を確認しておくことが必要です。
こちらは新たに事業の開始を予定している方に加えて、創業からおおむね7年以内の方も利用対象となります。
用途は事業資金。利用額は7200万円以内。ただし運転資金借入の場合には4800万円が上限です。
利用期間は運転資金では原則5年以内ですが、状況に応じて必要と判断された場合には7年まで設定可能です。
設備資金は原則15年以内。こちらも状況に応じて最長20年まで利用できます。
いずれも6ヵ月の据え置き期間の設定が可能。設備資金では最長1年以内までの設定も出来るので詳細を直接窓口で相談しておくとよいでしょう。
担保・保証人は応相談。どちらも無しでの利用も可能です。
ほかにはビジネスローンといえる商品はないため、日常の資金繰りなど創業以外の目的で新宮信用金庫から融資を受けようと考えている事業者は、一般融資や代理貸付などのサービスを相談してみるとよいでしょう。
事業向けサービス
そのほかのビジネス向けのサービスでは事務の効率化に役立つインターネットバンキングがまず挙げられます。
パソコンを使っての振替・振込、残高照会などが可能です。
さらにFAXや多機能電話などでも同様のサービスが利用できる「ファーム・ホームページバンキング」も取り扱っています。
ほかには各種税金・公共料金の自動支払いサービスも、ビジネス用途に利用すると便利な内容として挙げておくべきでしょう。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。
信用金庫から融資を受けたい人必見!↓
既に信金から借入のある方でも読んでおくと交渉に役立ちますよ。
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