倉吉信用金庫は鳥取県倉吉市に本店を置く信用金庫で、1912年に創業。すでに100年以上の歴史を持つ老舗の金融金庫です。
その長い歴史の中で他の信用金庫と合併することなく堅実な運営を続けてきました。
倉吉市を中心に鳥取県内を広く営業エリアとしており、鳥取市、岩美郡岩美町、八頭郡八頭町、東伯郡三朝町などで事業を展開しています。
ただし鳥取市に関しては2014年に支店が撤退しています。ほかには岡山県の真庭市にも進出しています。店舗数は13店です。
ビジネスローンは少ないけれど…
倉吉信用金庫では残念ながらビジネスローンと呼べる商品はあまり多くありません。
ただ事業者の資金調達に利用できないというわけでは決してなく、一般融資をはじめとしたさまざまな選択肢で貸付を行っています。
「地元で集めた資金は地元に還元する」との理念の下で、中小企業を中心に地元の事業者の資金繰りに役立つ金融を展開しています。
ビジネスローンと呼べるものでは、まず「事業者カードローン」。カードローンタイプなので利用額の範囲内で繰り返し借入ができるのが大きな特徴です。
また、中小企業を主な対象とした商品としてTKC会員税理士会との連携による「TKCアドバイスローン」なども用意されています。
これらの商品の詳細はホームページなどで確認できないため、直接問い合わせるなどして情報収集を行いましょう。
ビジネスローンよりも一般融資のほうが利用しやすいかもしれません。割引手形、手形貸付、証書貸付、当座貸越が取り扱われており、短期間の運転資金借入から長期間の設備資金借入など、用途や資金繰りの状況に合わせて適した選択肢を利用できます。
さらにお盆や年末など季節資金が必要となる時期に、特別な貸付も行っています。こうした点を見ても、情報収集のためにまず窓口に相談に訪れてみるのが一番でしょう。
そのほかには鳥取県や岡山県が用意している企業自立化支援資金、環境産業支援資金、チャレンジ応援資金などの制度資金、日本政策金融公庫、雇用能力開発機構、中小企業基盤整備機構などの代理貸付も取り扱っています。
これらの制度は利用条件が制限されているものが多いのですが、うまくマッチすれば金利面などでかなり優遇された環境で利用できるので見逃せません。
事業向けサービス
そのほか事業向けのサービスが幅広く用意されています。まず事務の効率化に役立つ法人インターネットバンキング。ネット回線を活用することで自宅・オフィスにいながら振込・振替といった資金移動が可能です。
さらに各種税金・公共料金の自動支払いサービス、法人の資産運用、外国通貨両替、夜勤金庫サービスなども取り扱っているので、利用を検討してみるとよいのではないでしょうか。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。
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既に信金から借入のある方でも読んでおくと交渉に役立ちますよ。
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