「だいしん」の通称が使われている大垣西濃信用金庫は、岐阜県大垣市に本店を置く信用金庫で、岐阜県内では3番目の規模を誇っています。2016年に大垣信用金庫と西濃信用金庫が合併する形で現在の経営状態になり、岐阜県、愛知県、三重県を営業エリアとしています。店舗数は47店です。
だいしん成長基盤強化資金
当信用金庫の営業エリア内で事業を営んでいるか住所を持っている法人・個人事業主が利用できるのがこのビジネスローンです。幅広く事業者の資金繰りの選択肢として利用できるだけでなく、非常に大口の内容になっているのが特徴となっています。
利用額は最大3億円。運転資金借入だけでなく設備資金としても利用できるので、設備投資としてまとまった資金を必要としている場合にも重宝するでしょう。大口だけあって利用期間は用途によって異なっており、運転資金の場合は7年以内なのに対して設備資金では25年以内とかなり大きな差が見られます。設備資金では長期的な視野のもとで活用していくことも出来るでしょう。
金利面にも特徴があり、当初の3年間は年1.6パーセント以下の固定金利が適用、4年目から変動金利へと移行する形です。設備投資の場合は当面の間資金を回収するのが難しいだけに、この金利面の優遇も大きなメリットとなるでしょう。担保・保証人は審査の結果個別に決定されます。
だいしん創業支援資金「キックオフ」
こちらは創業もしくは新事業の開拓を目指している方を対象にしたビジネスローンです。当信用金庫の営業エリア内で6ヵ月内に創業するか、創業から3年以内、新事業の開始から1年以内の法人・個人事業主が利用可能です。
利用額は2000万円以内。ただし500万円を越える場合には担保が必要になります。用途は運転資金・設備資金・創業資金。利用期間は用途を問わず7年以内、金利は固定金利・変動金利の2種類が用意されています。担保は先述したように500万円以内なら原則不要、500万円を超えると必要となります。保証人は審査の結果個別に判断されます。
そのほかには「だいしん物価対策資金 ネクストチャレンジ」「だいしん医療事業サポート資金」「だいしんアグリローン」など、用途や業種が限定されたビジネスローンも用意されています。該当する場合には有利な環境で資金繰りに役立てることもできるでしょう。
事業向けサービス
資金調達・融資以外のサービスではインターネットバンキング関連が充実しています。法人インターネットバンキングサービス「だいしんWeb-FB」「しんきんテレホン・ファクシミリサービス」「だいしんWebバンキング」「でんさいネット」などを利用すれば事務の効率化・合理化に役立つでしょう。ほかには「だいしん経済クラブ」「だいしん経営者懇話会」といった事業者が交流する機会を作るサービスも取り揃えられています。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。
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既に信金から借入のある方でも読んでおくと交渉に役立ちますよ。
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