北海道北見市に本店を置く北見信用金庫は道内でも預金残高において4番目の規模を誇る信用金庫です。
2009年には紋別信用金庫との合併が行われており、自己資本比率も高い水準を維持するなど安定した経営状況が特徴です。店舗数は36店(2018年5月現在)。本店を置く北見市のほか常呂郡をメインの営業エリアとしています。
ビジネスローンはないけれど…
北見信用金庫では事業者の資金繰りや運転資金借入をおもな対象としたビジネスローンは用意されていません。
もちろん、融資そのものを行っていないわけではなく、ローン以外の形で事業者の経済活動をサポートするサービスが用意されています。
2012年には中小企業経営力強化支援法に基づく「経営革新支援機関」として認定されており、資金調達を含む中小企業の経営安定化にかかわるさまざまなサポートを行っています。
財務や金融など専門知識を持つスタッフが対応してくれるので資金繰りに困っている事業者はビジネスローンの形ではなく、こうした支援制度を目的に窓口に相談に訪れてみてはいかがでしょうか。
しんきん保証基金フリーローン
事業目的ではありまくせんが、用途自由の形で事業資金にも活用できるのがこの「フリーローン」です。こちらは個人事業主や企業の経営者・役員が利用すると幅広い目的に活用できるでしょう。
当金庫の会員もしくは会員となる資格を有していること、満20歳以上で完済時に満75歳以下の方が利用可能です。
利用額は500万円以内。用途自由で他の金融機関からの借入れの借り換えにも利用できるので便利です。
利用機関は10年以内。融資利率は年6.50パーセント、9.50パーセント、12.00パーセントのいずれから審査の結果判断されます。
しんきん保証基金の保証つきとなっているので保証人は必要ありません。担保に関しては直接問い合わせて確認してみましょう。
担保・保証人に関しては審査の結果希望に添えないこともあるので注意したほうがよいでしょう。
なお、このサービスはWeb完結で申し込みが可能です。迅速な資金調達を必要としている方、営業時間内に窓口に訪れている余裕がない方に適しているでしょう。
なお申し込み金額が300万円を超えた場合には年収を確認する書類の提出が求められるので注意が必要です。
事業向けサービス
このようにビジネスローン以外のサービスも含めたビジネスに利用していくのが北見信用金庫のポイントだけにほかのサービスも重要です。
まず事務の効率化・合理化に役立つ各種インターネットバンキング。「インターネットバンキング」「テレホンバンキング」「公共料金自動支払いサービス」「ファームバンキング」などが取り揃えられています。
とくにファームバンキングは事業向けのサービスとして適しているでしょう。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。
信用金庫から融資を受けたい人必見!↓
既に信金から借入のある方でも読んでおくと交渉に役立ちますよ。
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