信用金庫の事業融資 運転資金借入の審査

広島みどり信用金庫ビジネスローンで運転資金借入の資金繰り

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広島みどり信用金庫は1947年、庄原信用金庫として創業、1993年に三次信用金庫と合併したことで現在の経営体制と名称になりました。本店は広島県庄原市です。店舗数は9店と小規模な経営となっており、ビジネスローンに関しても選択肢がやや限られている印象があります。

まず制度融資をチェックしてみる

広島みどり信用金庫では独自のビジネスローンは用意されておらず、制度貸付や代理貸付が基本的な選択肢となります。とくに当信用金庫の営業エリアとなっている庄原市、三次市、広島県でさまざまな制度貸付を行っているのでチェックしてましょう。

たとえば三次市では、あらたに創業を検討している方、もしくは創業から1年以内の中小企業者を対象に創業支援資金を用意しています。この制度では融資金額と同額以上の自己資金を有したうえで、1ヵ月もしくは2ヶ月以内に新たな事業を開始する(会社を設立する)場合に利用が可能です。

利用額は3000万円以内。ただし創業関連の資金としては1500万円まで。用途は運転資金・設備資金です。なお創業関連以外にも利用が可能ですが、利用額は合計で3000万円までとなります。

利用期間は用途を問わず10年以内。据え置き期間は1年以内ですが、一般の設備資金として利用する場合には3年まで設定が可能です。担保・保証人は審査の結果個別で決定。利率は信用保証協会の保証の有無によって異なり、保証付の場合は運転資金借入で年1.2パーセント以下、設備資金借入で年0.5パーセント以下と非常に優遇された環境での利用が可能です。

三次市ではほかにも中小企業の経営を安定化するために支援する資金も用意しています。こちらは1年以上同一事業を営み、資本金もしくは出資金の総額が3億円以下の会社、もしくは常時使用する従業員が300人以内の会社を対象としています。

利用額は1000万円。用途は運転資金・設備資金なので幅広い資金繰りに利用が可能です。利用期間は10年以内で、利率は3年以下で信用保証協会の保証付だと年1.8パーセント以下。こちらも信用保証協会の保証を利用すると金利面で有利になります。

こうした制度貸付に関する情報も広島みどり信用金庫で提供されていますから、窓口で相談に赴いたうえで確認しておくとよいでしょう。

事業向けサービス

そのほかのサービスでは事務の効率化に役立つ法人インターネットバンキングサービス。また中小企業に関する情報提供を行う「しんきんふれ愛ネットサービス」、貸金庫サービス、各種税金・公共料金の自動支払いサービスなどが用意されています。情報収集の手段としても役立つでしょう。また業務全般に関して相談をうけつけている「なんでも相談」サービスもあるので、ローンの相談をする際に利用してみるとよいかもしれません。

 

このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
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