道南うみ街信用金庫は北海道檜山郡に本店を置く信用金庫で、江差信用金庫が函館信用金庫を吸収合併する形で2017年1月に誕生しました。
江差信用金庫の創業は1924年と90年以上の歴史を持っており、新しくも実績のある金融機関といえます。
店舗数は12店(2018年5月現在)。函館信用金庫と合併したことで営業エリアが拡大しているほか、青森県の企業との連携なども目指しています。
しんきん保証基金付うみしんフリーローン
そんな道南うみ街信用金庫では直接運転資金借入や資金繰りに役立つビジネスローンは用意されていません。
そんななか事業資金も含めて用途自由で利用できるのが「うみしんフリーローン」です。
満20歳以上、完済時で満75歳以上の方なら法人・個人事業主を問わず利用が可能です。利用額は500万円まで。
用途に関しては運転資金・設備資金はもちろん、他の金融機関からの借入れの借り換えにも利用できるのがポイントです。
利用期間は10年以上と長めで計画的に利用できますし、金利も固定金利と事前に返済計画をしっかり練ったうえで賢く活用していくとビジネス目的の資金繰りにも役立つでしょう。
そのほかの融資商品
ただビジネスローンがないからといって事業者を対象とした融資に力を入れていないというわけではなく、むしろ中小企業を対象に積極的に選択肢を用意しています。
割引手形、手形貸付、証書貸付、当座貸越、債務保証といった一般的な:形式はもちろん、中小企業の振興をおもな目的に特定の用途や業種を対象にしたサービスが取り揃えられています。
たとえば事業活性化には「創業貸付」「ステップアップ貸付」、産業振興目的には「観光振興貸付」「企業立地貸付」、ほかにも「中小企業再生支援資金」などもあります。
ですからビジネスローンにこだわらずどのサービスが資金調達の選択肢として適しているのかよく検討したうえで判断したいところです。
そのためにも事前に窓口に相談に訪れて各商品の詳細を確認しておくことが欠かせません。
あと見逃せないのは北海道の制度融資と各種代理貸付です。
代理貸付では日本政策金融公庫、住宅金融支援機構、信金中央金庫、福祉医療機構などの商品を取り扱っています。条件が合えば金利面などで有利な環境で利用できる商品を探すこともできるでしょう。
その他の事業向けサービス
そのほかの事業向けサービスでは貸金庫・夜間金庫のほか外貨両替などがビジネスに関連したサービスとしてまず挙げられます。
さらに事務の効率化・合理化に役立つ「テレホンバンキングサービス」「ファームバンキングサービス」「Web-FBサービス」「Webバンキングサービス」なども取り揃えられています。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。
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既に信金から借入のある方でも読んでおくと交渉に役立ちますよ。
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