昭和信用金庫は1932年創業、東京都世田谷区に本店を置く信用金庫です。1952年に平和信用金庫と合併したほか、2000年に松沢信用金庫、2001年にわかば信用金庫、2002年に永代信用金庫の事業を譲り受けるなどの再編を経ています。店舗数は20店です。
一般融資が中心
昭和信用金庫では一般的なビジネスローンは用意されておらず、一般融資が中心となります。割引手形、手形貸付、証書貸付、当座貸越をそれぞれ取り扱っているのでまずはこれらのうちどの選択肢が自分にとってもっとも適しているのか窓口に相談してみてはいかがでしょうか。
またビジネス向けの資金調達の手段に関しては東京商工会議所の会員を対象とした「東証メンバーズローン」、売り上げ減少や資金面が厳しい中小企業の支援を目的とした「景気対応緊急保証制度」があります。いずれも条件が限定されるので利用できるかどうか、詳細も含めて直接問い合わせが必要です。資金繰りが厳しい、利息の負担をできるだけ軽減したという場合に向いているでしょう。
あとは日本政策金融公庫、信金中央金庫などの代理貸付、また東京都、新宿区、杉並区、世田谷区など各地方自治体の制度融資も取り扱っています。これらも利用条件が制限されますが条件が合ったものがあればおもに金利面で有利な環境で利用できるでしょう。各自治体のホームページを確認するよりも直接昭和信用金庫の窓口で問い合わせた方が近道です。
しょうわフリーローン「じぶん設計」
ほかには事業資金も含めて自由な用途で利用できるフリーローンもあります。この「じぶん設計」では申し込み時に満20歳以上、完済時に81歳未満の方で、当信用金庫の営業エリア内に居住・勤務している方が利用可能となっています。
利用額は500万円、用途は自由です。ポイントは固定金利が適用されている点で、年7.0%、9.5%、14.0%のなかから審査の結果決定されます。利用期間は10年以内。株式会社クレディセゾンの保証つきで担保・保証人はいずれも不要です。おもに個人事業主、法人役員・代表者に向いているローンとなるでしょう。
その他の事業向けサービス
まず法人向けのインターネットバンキングがあります。パソコン上からの振込・振替・残高照会が手軽にできるほか、社員への給与・賞与の振り込み手数料がゼロ円と非常にお得です。さらにこれから創業する事業者を対象に資金面も含めたサポートを行う「しょうわ創業応援団」、従業員の福利厚生にも役立つ「職域サポートローン」、各種相談サービスや「しょうわ友の会」などもビジネス用途に使えるサービスとして挙げられるでしょう。販路拡大に役立つビジネスマッチング交流会などのイベントも実施されているので、ホームページで情報収集を行ってみてはいかがでしょうか。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。
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既に信金から借入のある方でも読んでおくと交渉に役立ちますよ。
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