京都中央信用金庫は京都府京都市下京区に本店を置く信用金庫です。
2001年に京都みやこ信用金庫、南京都信用金庫の事業を譲受したことで全国で最大規模の信用金庫になり、2005年には信用金庫でははじめて預金残高4兆円を超えるなど規模の大きな経営が行われています。
店舗数は129店。京都府はもちろん、滋賀県、大阪府、奈良県などにも進出しています。
京都中信 創業スタートダッシュ
これから創業を検討している方をメインに資金繰りをサポートすることを目的としているのがこの商品です。
創業もしくは新事業を6ヵ月以内に予定している方、または事業開始から1年以内の法人・個人事業主が利用可能です。
ただし申し込む際には京都府・京都市指定企業化育成セミナーなどを修了しているなどの条件が課されているので、事前にホームページなどで確認しておく必要があります。
利用額は1000万円以内。ただし金額を問わず創業資金の80パーセント以内に制限されるので注意が必要です。
用途は創業、第二創業に係る事業資金。運転資金借入としてはもちろん、設備資金の調達にも役立ちます。運転資金・設備資金の併用も可能です。
利用期間は用途によって異なり、運転資金では7年以内、設備資金では10年以内、併用では10年以内となります。いずれのケースでも1年以内の据え置き期間の設定が可能です。
担保・保証人は必要に応じて審査の結果決定されます。
スペシャルファースト
こちらは地域経済の発展をサポートするために用意された商品で、法人・個人事業主の資金繰りに広く活用できます。
用途は運転資金・設備資金。ただし創業資金や一部の借換資金は対象外となるので詳細は直接問い合わせて確認しておく必要があるでしょう。
利用額は法人が5000万円以内、個人事業主では1000万円以内となります。利用期間は用途を問わず7年以内。担保は原則不要、保証人は法人が代表者1名、個人事業主は原則不要です。
ほかには事業における研究開発資金や新事業開始に伴う資金をサポートする「ベンチャーローン」などもあります。
この商品では将来性や収益性などを考慮したうえで審査が行われ、クリアすれば金利面で有利な環境で利用することができます(有担保で3年以内の利用なら新長期プライムレート+年0.0パーセント)。
事業向けサービス
融資のほかにもビジネス向けのサービスが充実しており、資金調達も含めて創業を幅広くサポートする「創業・開業・起業・ベンチャー企業支援」のサービス、事務の効率化に役立つ「法人インターネットバンキング」「でんさいネット」など。
ビジネスローンと併せてこれらを利用すれば京都中央信用金庫が心強いビジネスパートナーとなってくれることでしょう。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。
信用金庫から融資を受けたい人必見!↓
既に信金から借入のある方でも読んでおくと交渉に役立ちますよ。
記事番号 | 178 |
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