東濃信用金庫は岐阜県多治見市に本店を置く、県内では2番目の規模を誇る信用金庫です。1979年に多治見信用金庫、岐陶信用金庫、土岐津信用金庫が合併することで誕生しました。2001年には瑞浪商工信用組合の事業のすべてを譲受しています。店舗数は58店。多治見市をはじめとした岐阜県東濃地区を中心に中濃地区、岐阜地区、さらに愛知県の一部も営業エリアとしています。
とうしんビジネスローン「トライ」
当信用金庫の営業エリア内で事業を営み、前年度の売上高が3億円以下の法人・個人事業主が利用できるビジネスローンです。法人の場合は2年以上の業歴(もしくは2期以上の決算)、個人事業主の場合は申し込み時の年齢が満20歳以上69歳以下、完済時が満75歳以下であることが求められます。
利用額は500万円以下。法人の場合は50万円以上、個人事業主は10万円以上での利用となります。当座貸越と証書貸付の2種類があり、前者では利用期間が法人で2年以内の更新、後者が1年以内の更新。個人事業主は1年ごとの自動更新なのに対して法人は2年ごとに更新審査が必要になっています。証書貸付の場合は最長で10年間です。
用途は運転資金・設備資金。担保は不要、保証人は法人が代表者1名、個人事業主は原則不要です。
創業サポートローン
こちらは新たに創業を検討している方、もしくは創業後5年以内の法人・個人事業主を対象として資金調達をサポートする商品です。新事業や新分野への進出を検討する際の資金繰りの手段としても利用できます。
運転資金借入はもちろん設備資金としても利用できます。用途によって利用額が異なっているのも大きな特徴で、運転資金では1000万円以内、設備資金では3000万円までとなっているので、新事業開拓のための設備投資の資金調達としても役立つでしょう。なお、運転資金と設備資金を併用することも可能で、その場合には合計で3000万円までとなっています。ただし必要となる資金のうち4分の1以上は自己資金でまかなうことが条件です。
利用期間は運転資金が7年以内、設備資金が10年以内。いずれも1年以内の据え置き期間の設定が可能です。併用の場合は10年以内。担保は500万円までは不要、超えると不動産または有価証券が求められます。保証人は原則として法人は代表者1名以上、個人事業主は事業に従事する配偶者か事業承継予定者が求められます。
事業向けサービス
他のサービスでは経営サポートが充実しています。事業のライフステージにごとのサポートプランを用意しており、融資も含めた創業支援から成長・発展支援、海外展開支援、経営改善支援、事業承継支援などを用意しています。販路拡大のためのビジネスマッチングも行っているので、資金調達と併せて利用を検討してみてはいかがでしょうか。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
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既に信金から借入のある方でも読んでおくと交渉に役立ちますよ。
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