ノンバンクの不動産担保ローンを利用する
事業資金をノンバンクの不動産担保ローンで補う場合、必要書類を持って店舗に行く必要があります。必要書類といっても、基本的には身分証明書、決算報告書や確定申告書などだけの会社がほとんどです。後は店舗で、住所･氏名･生年月日･社名･会社所在地･担保に出す予定の不動産の概要･連帯保証人の有無などを記載するようになります。不動産の確認や、価値の調査などがありますので、融資の審査を申し込んでも、その場ですぐに回答は貰えず、後日連絡が入ることが多くなっています。審査に通った場合は、指定の口座に振り込んでもらうようになります。
他社に借入があるなど、不動産担保ローンを利用しないと審査に通らない状況以外で、不動産担保ローンを利用するメリットとしては、金利が若干低いという点があります。ノンバンクは、銀行や信用金庫などと比べると金利が高くなっていますので、無担保ローンだと、完済までに支払う利息が非常に大きくなることもあります。しかし、不動産担保ローンの場合、担保がある分だけ利息で補う必要がなく、若干金利が低い会社が多くなっています。
しかし、若干金利が低いと言っても、ノンバンクの無担保ローンと比較した場合であって、同じ不動産担保ローンであっても、銀行や信用金庫の方が金利は低いので、まずは銀行や信用金庫に融資の申し込みをして、審査に通らなかった場合や、できるだけ早く資金が必要な場合にノンバンクを利用するようにしましょう。
