信用金庫の事業融資 運転資金借入の審査

掛川信用金庫ビジネスローンで運転資金借入の資金繰り

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掛川信用金庫は1879年に創業された国内最古の信用金庫です。その前身となる勧業資金積立組合はあの二宮尊徳の弟子が創業したという由緒も持っています。店舗数は25店(2018年6月現在)。本店を置く静岡県掛川市を中心に菊川市、御前崎市、牧之原市、袋井市、磐田市などを営業エリアとしています。なお2019に島田信用金庫との合併が発表されており今後の再編に注目が集まっているところでもあります。

ビジネスローンはないけれど…

そんな掛川信用金庫はあらかじめ条件や用途、利用額が定められた事業向けのローンは用意されていません。ただ事業者の資金調達向けの融資をまったく取り扱っていないというわけではなく、一般融資の形でさまざまな商品を用意しています。

まず運転資金借入として役立つ手形割引。さらにでんさいネットを利用することで電子記録債権を支払期日前に当信用金庫が譲り受けることによって手形のように割引ができる「電子記録債権割引」も取り扱っています。ほかには商品の仕入れや原材料の購入の際の資金調達に向いている手形貸付、おもに設備資金の調達に役立つ証書貸付、さらに利便性の高さが魅力の当座貸付なども用意されています。まずはこれらの選択肢の中からどれが向いているのかを検討してみるとよいでしょう。

フリーローン

もうひとつ、事業性資金にも利用できる使い勝手の良いフリーローンがあります。こちらは満20歳以上で完済時が満75歳以下の方で当信用金庫の営業エリア内で居住・勤務している方が利用できる商品で、利用額は500万円以内。用途は投機的資金・反社会的資金を除いて自由です。利用期間は10年以内。固定金利が適用されているので計画的に利用しやすい点も魅力、利用額に比べて利用期間も長めなので事業資金の調達手段としても適しているでしょう。しんきん保証基金を利用したうえで担保・保証人は不要です。個人事業主の資金繰りに向いているでしょう。

そのほかの事業向けサービス

このようにビジネスローンに関しては選択肢が限られている面がある掛川信用金庫ですが、その代わりに経営に関する支援サービスが非常に充実しています。当信用金庫では「認定経営革新等支援機関」の認定を受けており、資金調達だけにとどまらない継続的な支援を行っています。事業計画の策定や経営力強化保証制度などを利用しながら経営の安定化や課題の解決を行っていくことができるでしょう。

さらに独立行政法人中小企業基盤整備機構の提供による「経営自己診断システム」の活用、TKC静岡会との提携による「TKC経営改善計画策定支援サービス」などもあります。資金調達に限らずこうしたサービスもうまく活用したいところです。販路拡大や事業者同士の交流の機会となるビジスネマッチングを行う「かけしんニュービジネスクラブ」も見逃せません。

 

このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。

 

 

記事番号 129

-信用金庫の事業融資 運転資金借入の審査